【2022年産】都道府県別・みかんの生産量ランキング
2023年5月17日に農林水産省より公開された2022年産のみかんで収穫量が多い都道府県は、1位「和歌山県」、2位「愛媛県」、3位「静岡県」、4位「熊本県」、5位「長崎県」、6位「佐賀県」、7位「愛知県」、8位「福岡県」、9位「広島県」10位「三重県」となります。
日本のみかんの生産量(収穫量)を農林水産省「令和4年産・作物調査(果樹)」をもとに、都道府県別で多い順に並べてみました。
横にスライドできるよ
順位 | 都道府県 | 収穫量(t) | 割合 | 対3年産比 |
1位 | 和歌山 | 152,500 | 22.4% | 98 |
2位 | 愛媛 | 109,300 | 16.0% | 99 |
3位 | 静岡 | 103,000 | 15.1% | 98 |
4位 | 熊本 | 75,000 | 11.0% | 99 |
5位 | 長崎 | 40,400 | 5.9% | 98 |
6位 | 佐賀 | 38,900 | 5.7% | 98 |
7位 | 愛知 | 24,200 | 3.5% | 95 |
8位 | 福岡 | 17,600 | 2.6% | 96 |
9位 | 広島 | 16,400 | 2.4% | 98 |
10位 | 三重 | 15,300 | 2.2% | 95 |
11位 | 神奈川 | 12,600 | 1.8% | 96 |
12位 | 大阪 | 12,500 | 1.8% | 98 |
13位 | 香川 | 10,000 | 1.5% | 99 |
14位 | 大分 | 9,860 | 1.4% | 98 |
15位 | 鹿児島 | 9,700 | 1.4% | 97 |
16位 | 徳島 | 9,060 | 1.3% | 98 |
17位 | 宮崎 | 6,940 | 1.0% | 99 |
18位 | 山口 | 6,590 | 1.0% | 98 |
19位 | 高知 | 5,560 | 0.8% | 96 |
20位 | 千葉 | 1,010 | 0.1% | 97 |
合計 | 全国 | 682,200 | 100.0% | 98 |
みかんの生産量の推移(2022年)
みかんの生産量の推移のグラフ
みかんの生産量が減少した理由
2022年の温州ミカンの予測生産量は、前年の裏年の影響で約74万2,000トンとなり、これは2017年の低水準に匹敵する見込みです。
種類別に見ると、ハウスミカンは前年と同じ約1万8,000トンですが、極早生ミカンは約11万7,000トンと7,000トンの減少が見込まれ、早生種全体では約42万9,000トンと1万3,000トン減少すると予想されています。一方で、普通温州ミカンは約31万3,000トンと6,000トン増加する見通しです。
主な減少要因としては、中国、四国、九州地方での9月以降の乾燥や冬の低温による着果数の減少や、高齢化に伴う栽培面積の減少が挙げられます。2021年の結果として、栽培面積は2011年に比べて18%減の約3万7,000ヘクタールとなっています。
一方で、普通ミカンの生産量は、静岡県と和歌山県が着果を確保しているため、前年を上回ると予想されています。しかし、和歌山県より西では、晩生種になるほど着果量が少なく、地域や園地によるばらつきが顕著になっています。
詳しくはこちら→令和4年産みかんの結果樹面積、収穫量及び出荷量
みかんの生産量が和歌山県が多いのはなぜ?
和歌山県がみかんの大量生産に適しているのは、その地域特有の温暖な気候と育成に最適な土壌のおかげです。この地方は、年間を通じて温かく、日差しが豊富であるため、みかんの栽培に理想的な環境を提供しています。特に、有田地区は、その特有の気象条件と土壌の質が、甘みとジューシーさを兼ね備えたみかんの栽培に最適であり、和歌山県がみかん生産の中心地である理由の一つとなっています。
【2023年】みかんの生産量ランキング!世界
2021年のデータです
国名 | 生産量 | 割合 | |
---|---|---|---|
1 位 | 中国 | 2,500万トン | |
2 位 | スペイン | 200万9,520トン | |
3 位 | トルコ | 181万9,000トン | |
4 位 | モロッコ | 124万8,418トン | |
5 位 | ブラジル | 108万5,048トン | |
6 位 | アメリカ | 105万7,780トン | |
7 位 | エジプト | 98万8,105トン | |
8 位 | イタリア | 82万6,470トン | |
9 位 | 日本 | 70万8,824トン | |
10 位 | 韓国 | 63万5,835 |
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