デグーのケージについての疑問まとめ 100均で自作で作る場合やレイアウトなど

ケージ

デグーは小動物の中でも人気の高いペットですが、飼育するには適切なケージが必要です。デグーのケージはどのように選ぶべきでしょうか?また、デグーに快適なケージのレイアウトはどのようにするべきでしょうか?

この記事では、デグーのケージに関する基本的な知識と、おすすめのケージやレイアウトの例をご紹介します。デグーのケージ選びに悩んでいる方や、デグーの飼育環境を改善したい方は、ぜひ参考にしてください。

デグーのケージはどこに置くべき?

デグーのケージのレイアウトを決める前にまずどこに置くか先に決めた方が良いでしょう。

デグーのケージを置く場所は、デグーの健康や快適さに大きく影響します。デグーのケージを置く場所の条件は以下の通りです。

温度変化の少ない場所。デグーは温度変化に弱く、寒暖差が激しいと体調を崩しやすくなります。ケージに温度計を付けて、気温が15~25℃の範囲に保つようにしましょう。
直射日光が当たらない場所。デグーは直射日光に当たると熱中症になる危険があります。明るすぎると眠れなくなったり、暗すぎると活動できなくなったりするので、適度な明るさの場所を選びましょう。
出入りの激しくない場所。デグーは感覚器が過敏で、物音や人の気配に敏感に反応します。出入りの激しい場所やうるさい場所は、デグーにとってストレスになります。静かで落ち着いた場所を選びましょう。

デグーのケージを置くのに最適な場所は、窓から1mほど離れた壁際で、床から1mほどの高さの場所です。これなら、温度変化や直射日光の影響を受けにくく、デグーも安心できます。また、人間の目線と近い場所なので、デグーとのコミュニケーションも取りやすくなります。

デグーのケージはどこに置くべきか、お伝えしました。デグーにとって快適な環境を作ってあげることが、デグーの健康や幸せにつながります。

デグーのケージのレイアウトはどうすればいい?

デグーのケージのレイアウトは、デグーの性格や好みに合わせて工夫することが大切です。デグーは活発で好奇心旺盛な動物なので、ケージの中には遊びや運動のためのアイテムをたくさん用意してあげると良いでしょう。また、デグーは高いところが好きなので、ケージの高さを活かして足場や階段を設置すると喜びます。

デグーのケージのレイアウトで必要なことは以下の通りです。

デグーのケージのおすすめの大きさは?

デグーの数や体型に応じて選びます。一般的には、1匹で飼う場合は幅60×奥行30×高さ30cm以上、多頭飼いの場合は幅75×奥行45×高さ100cm以上のケージがおすすめです。

デグーのケージを大型にする場合

デグー用の大型ケージは、デグーが快適に生活できる広い空間を提供するケージです。一般的に、デグーは活発な動物であり、大きなケージが好まれます。例えば、複数階層や足場、遊び道具を配置できるスペースがあるケージなどがあります

デグー用ケージの大型の高さは一般的に60cm以上が推奨されています。

さらに、デグーのジャンプ力が高いため、高さのあるケージが適しているとされています。

また、4階建ての大型ケージや高さのあるケージがデグーに適しているとされています。

デグーのケージの床はどうする?

デグーのケージで床は、デグーの健康や快適さに影響する重要な要素です。デグーのケージで床に使う素材は、以下のようなものがあります。

  • ペットシーツ+牧草。金網の床があるケージの場合、下の層にペットシーツを敷き、上の層に牧草を敷くと、フン尿を吸収しやすく、掃除もしやすくなります。牧草はデグーの足にも優しく、食べることもできます。
  • 木製ペレット+牧草。金網の床があるケージの場合、下の層に木製ペレットを敷き、上の層に牧草を敷くと、フン尿を吸収しやすく、掃除もしやすくなります。木製ペレットはデグーにかじられないように注意してください。
  • 木製ペレットのみ。金網の床がないケージの場合、木製ペレットを直接敷くと、フン尿を吸収しやすく、掃除もしやすくなります。木製ペレットはデグーにかじられないように注意してください

ケージの素材

金属製やガラス製のものが安全で清潔です。木製やプラスチック製のものは、デグーにかじられて壊れたり、バクテリアが繁殖したりする可能性があります。

ケージの中は?

回し車、吸水ボトル、砂浴びボトル、かじり木、ハンモックなどのアイテムを配置します。これらのアイテムはデグーの健康や快適さに影響するので、定期的に清掃や交換を行ってください。

ケージのレイアウトまとめ

デグーの個性や好みに合わせて変更してあげると良いでしょう。デグーは飽き性なので、時々模様替えをすると刺激になります。

デグーのケージのレイアウトに関する一般的な情報をお伝えしました。デグーにとって最適なケージのレイアウトを見つけるためには、デグーの様子をよく観察して、飼い主さんなりの工夫をしてあげることが大切です。

関連:デグーの寿命について

デグーがケージを噛む場合はどうする?

デグーがケージを噛むのは、ストレスや退屈、飼い主さんとのコミュニケーション不足などが原因かもしれません。ケージを噛み続けると、歯が折れたり、不正咬合になったりする危険があります。

デグーがケージを噛まないようにするためには、以下の対策を試してみてください。

  • ケージの中にかじり木やおもちゃをたくさん用意してあげる。デグーは齧ることが大好きなので、ケージの代わりにかじり木やおもちゃを噛んでくれる可能性があります。
  • ケージのサイズや素材を見直す。デグーは広い空間と高いところが好きなので、ケージが狭かったり、金属製やガラス製でなかったりすると、ストレスを感じやすくなります。
  • ケージのレイアウトを変える。デグーは飽き性なので、ケージの中のアイテムの位置や種類を時々変えてあげると、新鮮さを感じてケージを噛まなくなるかもしれません。
  • 部屋んぽをさせてあげる。デグーは活発で運動好きなので、ケージの外で自由に走り回らせてあげると、ストレスが解消されてケージを噛まなくなるかもしれません。部屋んぽのときは、デグーの名前を呼んだら戻ってくるようにしつけておくと良いでしょう。
  • デグーとたくさん話しかける。デグーは飼い主さんとのコミュニケーションが大切なので、ケージの中でも外でも、デグーとたくさん話しかけてあげると、寂しさや不安を感じなくなります。

デグーのケージを掃除しやすくするには?

デグーのケージを掃除しやすくするには、以下のことに注意してみてください。

  • ケージの素材は金属製やガラス製のものを選びましょう。木製やプラスチック製のものは、デグーにかじられて壊れたり、汚れやにおいがこびりつきやすくなります。
  • ケージの中には、かじり木やおもちゃなどのアイテムをたくさん用意してあげましょう。デグーは齧ることが大好きなので、ケージの代わりにかじり木やおもちゃを噛んでくれる可能性があります。これにより、ケージの汚れや損傷を防ぐことができます。
  • ケージのレイアウトは、できるだけシンプルにしましょう。デグーは活発で運動好きなので、ケージの中には広い空間を確保してあげると良いでしょう。ケージの中にあまりにも多くのアイテムを置くと、掃除がしにくくなったり、デグーが隠れてしまったりする可能性があります。
  • ケージの掃除は、定期的に行いましょう。デグーは尿によってマーキングしますので、毎日きれいにするとニオイがなくなり、落ち着かなくなってしまいます。一方で、掃除を怠ると、ケージが不衛生になり、デグーの健康に悪影響を及ぼす可能性があります。一般的には、食器や給水ボトルは毎日、ステージや回し車などは2~3日に一度、ケージの受け皿は週に一度くらいの頻度で掃除すると良いでしょう。

デグーのケージを自作するには?

デグーのケージを自作すると、デグーに合わせたオリジナルのケージを作ることができます。しかし、自作するには、デグーのケージに必要な素材やサイズ、レイアウトなどをよく調べて、計画的に作業する必要があります。

デグーのケージを自作するには、以下のような手順があります。

  • デグーのケージの目的やデザインを決める。デグーのケージは、デグーの生活空間としてだけでなく、飼い主さんとのコミュニケーションや観察の場としても使われます。デグーのケージの目的やデザインは、デグーの性格や好み、飼育環境や予算などに合わせて決めましょう。
  • デグーのケージの素材やサイズを選ぶ。デグーのケージの素材は、金属製やガラス製のものが安全で清潔です。木製やプラスチック製のものは、デグーにかじられて壊れたり、バクテリアが繁殖したりする可能性があります。デグーのケージのサイズは、デグーの数や体型に応じて選びます。一般的には、1匹で飼う場合は幅60×奥行30×高さ30cm以上、多頭飼いの場合は幅75×奥行45×高さ100cm以上のケージがおすすめです。
  • デグーのケージのレイアウトを考える。デグーのケージのレイアウトは、デグーの性格や好みに合わせて工夫することが大切です。デグーは活発で好奇心旺盛な動物なので、ケージの中には遊びや運動のためのアイテムをたくさん用意してあげると良いでしょう。また、デグーは高いところが好きなので、ケージの高さを活かして足場や階段を設置すると喜びます。
  • デグーのケージの作成に必要な道具や材料を揃える。デグーのケージの作成に必要な道具や材料は、ホームセンターや100均などで手に入れることができます。必要な道具や材料は、デグーのケージの素材やサイズ、レイアウトによって異なりますが、一般的には、ノコギリやドリル、ハサミやカッター、ハンマーや釘、ボンドや接着剤、金網や木材、ガラスやアクリル、ペットシーツや牧草などがあります。
  • デグーのケージの作成に取り掛かる。デグーのケージの作成は、事前に計画した通りに進めましょう。デグーのケージの作成には、時間や手間がかかりますので、慎重に作業することが大切です。デグーのケージの作成中には、デグーを別の場所に移しておくと安全です。

デグーのケージを100均で自作するには?

デグーのケージを100円均一で自作すると、安くてオリジナルなケージを作ることができます。しかし、自作するには、デグーのケージに必要な素材やサイズ、レイアウトなどをよく調べて、注意点や安全性に配慮する必要があります。

デグーのケージを100円均一で自作するには、以下のような材料が必要です。

ダイソーの焼き網(30×30cm)×15枚
結束バンド(100本入り)×2袋
ペットシーツ
牧草
かじり木やおもちゃなどのアイテム

デグーのケージを100円均一で自作するには、以下のような手順があります。

底面を3枚の焼き網で作り、結束バンドで固定する。
壁面を4面作り、結束バンドで底面と連結する。扉部分は開けておく。
天井を3枚の焼き網で作り、結束バンドで壁面と連結する。
扉部分を焼き網で作り、結束バンドで固定する。開閉できるようにする。
底面にペットシーツを敷き、牧草を敷く。アイテムを配置する。

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